読了プレビュー2021

読み終わった本を記録として残していきます

ゼロ秒思考/赤羽雄二

 

 

今回は、「ゼロ秒思考」を紹介します。

 

著者の赤羽雄二さんは、

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東京大学工学部を1978年に卒業後、小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に携わる。

1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士修士上級課程を修了。

1986年、マッキンゼーに入社。

経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。

1990年にはマッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国企業、特にLGグループの世界的な躍進を支えた。

2002年、「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使 命としてブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。

最近は、大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、オープンイ ノベーションにも積極的に取り組んでいる。

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こんな感じのプロフィールです。

赤羽 雄二先生の授業・プロフィール - Schoo(スクー) 

 

本の内容としては、

「物事を深く考えられるようになりたければ、日々メモを残す習慣を付けなさい」

というメッセージが強く訴えられています。

 

具体的には、

日々、アウトプットの習慣(A4用紙へのメモ書き、1日10ページ)を行っていれば、

様々なシーン(会議中や人との会話中など)で瞬時に適切な言葉が出てくるようになると書かれています。

 

アクションプランとしては、

A4用紙を横向きにして、1分1ページの速さで1日10ページをメモ書きしていくというものです。

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メモ書きのフォーマット

図のように、

左上にタイトル、右上に日付、段落ごとに4~6行のメモ書き

ポイントは、思いついたまま書くということ

1分という時間は厳守なので、考えている暇もなくただ思いついたまま書くということが大事なのだそうです。

人に見せるものではないので、相手があることであれば実名も書いていくとのこと。

 

このように、自分の日々感じたことを瞬時にメモ書きする習慣を半年・1年と続けていけば、

本物の思考力が身に付き、人生が大きく変わるはずだと本書では書かれています。

 

具体的に

・どのようなことを書けばいいか

・どんな紙に書いたら良いか

・書いたメモ用紙はどのように保管したら良いか

など詳しいことが書かれているので、気になる方はチェックしてみてください。

おすすめのボールペンなど非常に細かいところまで載ってます。

 

以上、参考になれば嬉しいです!